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# by shibata-kz | 2010-10-29 16:23 | 日記・雑感  

出版業界は体質も銭勘定もどんぶりなのか?


出版業界の少々悲しい話題を二つ
①「最後のパレード」という東京ディズニーランドでの話を集めた本がベストセラーになり→盗作騒動に発展し→回収となった件。(サンクチュアリ・パブリッシング)
(回収は、私の行った店の一つでは、行なわれていませんでした)
売った方が勝ち?なんでしょうか?かなり売れたようです。書店も売れたらもうけ?
ともあれ、この会社、いい本も出すし、出版の狙いが鋭いだけに残念でした。東京ディズニーランドに来る客の数だけマーケットがあり、売れそうです、確かに。かつ心温まる話だからこそ余計です。善意の悪用?

②「不正流用は9億円」というニュースは、あの話題の出版社、幻冬舎の元社員。しかし約8年間で9億円を盗んでいたというのも異常な話。1年に1億円以上。どうして発覚しなかったのか不思議です。
もっとも「ほんの木」から見ると、雲の上の問題です。こんな金自体が見たこともないからです。売れたこともないですし。

①と②、それにしてもやることがどんぶりの出版なのか?出版というビジネスがどんぶりなのか?汗水たらして良書を出版する小さな色々な出版社は、みんなきっとため息が出る、にがにがしい話ではあります。
悪い意味での「犯罪的どんぐりの背比べ」ならぬ、いい加減という意味も含めて「出版どんぶりの背比べ」のような事件です。

# by shibata-kz | 2009-05-29 19:30 | 世の中あれこれ  

民主党というワクチンを国民に!

もう、すっかり古い話で恐縮ですが、民主党の代表に鳩山氏が選ばれました。小沢代表辞任問題も含め、柴田はどう考えているのか?との質問を受けることが何人かの友人からありましたので、私なりの見解を簡単に列挙します。

①政権交代のためならば、少々は目をつぶることが今は必要。小沢問題は特に。
②最悪政治の自民党は分解させ、良質な議員を残すべき。
③世襲政治家を落選させることが、政治大改革の第一歩。
④公明党にキャスティングボードを握らせない。民主党の単独過半数が大切。
⑤鳩山氏は、政権交代への踊り場代表。キチンと2階に上がる政権は、鳩山代表が首相になってのちの民主党の責任。岡田氏、長妻氏、菅氏らのイメージが私にはある。将来は福山氏も。
⑥小沢前代表は、以前も書いたが、必要毒。自民党征伐の毒(毒には毒を)。
⑦小沢氏、鳩山氏も世襲。落選させるテーマの一つ。落ちると自動的に他の代表になる。
⑧良質な保守政党と、中道民主党と、リベラルな社民党に分かれて、連合政権が時のテーマで組み合わさる政治が日本を開国する。共産は左バネ。公明は右バネ。右翼、ナショナリズムの自民保守を、縮小退場させたい。これ私の願い。
⑨一度首相になった人は辞職せよ。ゾンビのオバケで議員に居続けるのは、日本ぐらいでは?森だ、小泉だ、安倍だ、福田だと、昔の名前が多すぎます。
⑩民主党はあくまで民主主義を日本の政治に導入するまでの手段。プロセス。ワクチン。日本人に有権者の力での、政権交代は民主主義の常識という免疫力をつけさせるため。勇気と歴史展望を持てない日本国民にはワクチンが必要。
⑪教育の開国。マスメディアのジャーナリズム主義育成。政治の公正化。この3つを軸に、格差、貧困の是正、介護、年金、障害者への十分な配慮。生活保護への公正な対応。セーフティーネット。そこを底支えしたのちに、北欧、EU型社会への脱皮プログラムを政治化すべき。
⑫ちなみに小沢前代表が辞任したのは多分5月13日に予定されていた、麻生首相との党首討論だと思います。小沢さんって原稿棒読み。自分の言葉でフリー討論ができないみたい。(麻生さんも文字読み間違えるけど)

このあたりが私の見解です。

# by shibata-kz | 2009-05-29 19:24 | ニッポンの政治  

フラワー長井線の公募社長、ついにテレビに!


な、な、なんと山形鉄道㈱(フラワー長井線)の公募社長になり、4月1日から就任した、野村浩志さんと、そのフラワー長井線の赤字脱出への挑戦が、テレビで放映されます。

ドキュメント番組、5月31日(日)深夜25時20分から、30分間、日本テレビ系列で。同じく5月30日(土)1日前は、山形放送で、午後3時すぎから。

(内容はこんな感じです)
NNNドキュメント09
「これがおらだの走る路 赤字ローカル線の挑戦」


ツアー客の笑いがあふれる列車。方言丸出しでガイドする車掌…。第3セクターが運営するフラワー長井線は、山形県内の約30キロを結ぶ小さな鉄道だ。しかし問題は慢性的な赤字。そこで目をつけたのが観光客の誘致だった。休日には、笹を飾った『七夕列車』や車内でカブトムシが戦う『昆虫格闘列車』など、手作り列車が登場。社長も公募で採用した。運転士として6年前入社した朝倉達夫さん(30)は、今では方言ガイドとして活躍する。儲からなければ切り捨てられる時代。生き残りをかけ奔走する朝倉さんらの熱い思いを追う。
(番組ホームページより引用させていただきました)

ぜ、ぜ、ぜひ見て下さい!感想下さい!

今、この注目の人、野村浩志さんの半生を描いた単行本を、私がほんの木で編集中です。(8月末?くらいに発売?)

やることなすこと型破り。不況の時に、絶頂期のサラリーマン成功体験を投げ捨て、赤字ローカル鉄道再建に飛び込んだ不思議な41歳の男の物語です。

とにかく面白い。泣いて笑って感動する「いじめられっ子が夢を叶える小さな奇跡の物語」です。
単行本は特にご期待ください。
日本を創り直す。地方を創り変える。
赤字鉄道を再生する。野村さんのビジョンをぜひお読みください。
テレビもぜひ見てください。

# by shibata-kz | 2009-05-28 19:53 | いざ世直し!  

恐れ多くも、立花隆さんに反論


いつだったか、最近の週刊文春で、立花隆氏が「民主党に、人材がいない」論を書いていました。
逆におたずねしたい!では、自民党や公明党に人材がいるのですか?と。社民、国民新党、共産党にいるのですか?と。そういえば、新党日本ってのもあったか。
要は、この低レベルの現状の日本の政治を第一にどうするかは、ひとえにマスメディアやジャーナリズムの質の向上、広告や高級にまどわされない体質への脱皮と、政治の質を生み出すルール改革メカニズム、そして有権者の民主主義への知的水準。さらに、それへの教育では?
そんな原則論を100も承知の議論と常識を差し引いて、この低い民主主義国家で、まともな政権交代の直前に、立花さんともあろう人が、民主党に人材いない!と今、いわれても、そういう批判では、政治が改良されてゆきません。
ジャーナリズムはことほどさように難しい。
高い所から批判するだけでは、百年の河清を待つです。

# by shibata-kz | 2009-05-28 19:30 | いざ世直し!