ANA国内線【PR】

カテゴリ:こんな本読みました

  • No.427 ベストセラー本を読む「さらば財務省」
    [ 2008-04-17 11:21 ]
  • No.409 ワクワク感に出会う時
    [ 2008-02-21 16:54 ]
  • No.359 政治に怒りを感じる、ワーキングプアの現実
    [ 2007-09-04 10:14 ]
  • No.358 『小泉純一郎と日本の病理』という本、すごい、衝撃!
    [ 2007-09-04 10:10 ]
  • No.359 「天下り全データ」2万7882人
    [ 2007-06-28 10:52 ]
  • No.332  日本を支配する闇のメカニズムの正体!
    [ 2007-05-17 16:43 ]
  • No.318  サラリーマンには絶望の未来が待っているのか?
    [ 2007-01-23 19:11 ]
  • No.307 全共闘世代の人々に心を寄せて
    [ 2006-12-05 18:12 ]
  • No.303 読書の秋、乱読の私
    [ 2006-11-09 18:51 ]
  • No.284 毎日新聞社会部著「縦並び社会」(毎日新聞刊)
    [ 2006-10-06 20:57 ]

 

No.427 ベストセラー本を読む「さらば財務省」

面白いけど一方的見解の本?と私は判断します。
先日、近くの竹橋の毎日新聞社のあるパレスサイドビルに行った所、館内の書店で「今売れている本」コーナーに目が止まりました。その2位に、講談社刊「さらば財務省!」官僚すべてを敵にした男の告白、内閣参事官高橋洋一著、という単行本があり、つい手を伸ばして買ってしまいました。

小泉~竹中政権を内部から司令塔として支え、安倍内閣でも政策立案をしていた人の本です。「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融改革」「公務員制度改革」を実現させたキャリアが、財務省と訣別、改革つぶしのすべてを暴露する…とオビにあるように、なかなかいさましい本です。

この本、確かに小泉―安倍時代の内幕がのぞけますし、既得権益への改革つぶしをたくらむ官僚たちの暗躍や、おどしすかしもよくわかる、貴重な情報は、それはそれで面白いのですが…

しかし、お読みになった方、どう思いますか? 講談社の単行本にしては、話が一方的に書かれすぎている、と私は思います。講談社さん、いかがでしょう?

つまり、
①小泉・竹中政権の光は書いたが、地域崩壊、経済格差や非正規雇用の拡大を始めとする、陰が一切書かれていない
②安倍前首相の突然の雲がくれ、政権放り投げ、首相やめちゃった入院の裏表が全く書かれてない
③2007年7月の参院選の自民敗北、民主勝利が分析されてない
④単に自民の改革派(と呼んでいるが実はアメリカ追従の新保守、改憲グループ)を善。反小泉・安倍グループを悪。民主党、野党を単なる悪のように表現している
⑤小泉・安倍路線と、アメリカの年次改革要望書の対日要求に一切ふれていない
など、非常に、見え見えの、不思議な使い分けが全体を支配していると思います。

講談社のこの本の担当者は、どうこれらを分析していたのでしょうか?
だがいずれにせよ、今私たちが考えねばならない日本の政治構造とは、以下に分類できるように思います。

①旧来の自民党。つまり、日本民族派。税金をぶん取る利権、族議員。戦前型への改憲派。
②新安保、アメリカン・グローバルスタンダード、追従。いわゆる旧来の自民党ではないが、強い日本、軍備ふくめて改憲派。
③自民党を支え、税金と利権をやりとりする官僚主権派。
④自民党の護憲派。ハト派。
⑤民主党(寄り合いバス~②+④+社民のソフト派)
⑥社民党
⑦公明党
⑧共産党
⑨その他

で、①+②+③+④の総和が→今の自民党です。

もう一つの分類、この辺のどこに何人がいるかという見方。
そろそろ右翼保守とニュートラル・ハト、高齢議員と若い世代の、思想と世代で政治を分類することと、世襲議員を認めるのか、認めないのか、議員の3年定年制などを、どうにか決着すべき時代がきているようにも見えます。


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2008-04-17 11:21 | こんな本読みました 

No.409 ワクワク感に出会う時

ワクワクする瞬間って、ありますよね。
朝起きて、その日1日をスタートする時、ワクワクしていたら、気分がいい。夜眠る前、目をつぶる時、明日へのワクワク感があったら、どんなに快適に睡眠がとれるでしょう。

ワクワク感を私が感じる時、
①仕事が面白い時、早く明日が来ないかな…
②自分が考えて白紙から作った本が仕上がってくる時。なんてのが割りとよくあります。そして、③「おっ!これは!」という内容の本と偶然出会った時も楽しい瞬間です。
その後、その本を読み続けるワクワク感は何にもかえがたい発見の旅となります。

そう、旅もワクワクですね。知らない人や場所、経験と出会う楽しみも。

で、今朝、電車の中、つまり私の図書館で、先週買っておいた本に目を通し始めて、びっくり。なるほど、と、うなりたくなりました。私の考え方、価値観の根底に流れる問題意識と、ピントがピッタリと会った本だったからです。何げなく、そのうち読もうと買った本でした。

タイトルは『暴走する世間』世間のオキテを解析する(佐藤直樹著/バジリコ刊/1500円+税)がそれです。

読み始めたばかり、旅の出発点ですから、結論はわかりませんが、どうも、面白い世直し本のようで、私を刺激します。この本は、多分「日本」の分析の本のようです。あるいは「日本人とは何か?」の本。まさに私の、今までのテーマです。

最近、こういう刺激のある本が続々と出ています。月8~10冊のピッチで読みますが、「ほんの木」も「いい本出さなきゃ!」と刺激されます。ワクワクしてもらえる本を作りたいです。他社の本読んでばかりいないで。


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2008-02-21 16:54 | こんな本読みました 

No.359 政治に怒りを感じる、ワーキングプアの現実


これまた気になる本に出会いました。
『ワーキングプア 日本を蝕む病』(ポプラ社)

NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班著の単行本。

テレビでご覧になった方はご承知の内容かもしれませんが、かなり衝撃です。
これが日本の現状かと。
これが日本の見えざる社会なのかと。これが日本の未来図かと。

全給与所得者の5人に1人が年収200万円以下。
15~34歳の若者の非正規雇用者は27.2%。
女性給与所得者の役40%が年収200万円以下。
急増する外国人労働者、(ワーキングプアとなる日本の労働者)
年金をもらえない高齢者、444000人。
増え続ける児童養護施設の子どもたち。

都会から、地方から、集めた悲鳴や悲嘆。
あきらめと、ため息と、お金もなく、チャレンジしようにも打つ手のない人々がありとあらゆる所にいる日本。

これをどう考えるべきでしょうか?

「私は大丈夫だから、気にならない。」でいいんでしょうか。
「かわいそうだけど自己責任」なのでしょうか。

特に小泉改革以後の格差社会の姿が浮き彫りになっている本です。

私は正直、怒りがたまりました。ストレス大。交感神経がふるえます。
この日本は変えなきゃいけない。次の世代のために。
世襲、強者、学歴。持つ者と勝つ者がますます栄え、安定し、安い税に恵まれる。
弱者が見捨てられる政治と人心を改革すること。それが本当の改革です。


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2007-09-04 10:14 | こんな本読みました 

No.358 『小泉純一郎と日本の病理』という本、すごい、衝撃!

ぜひ読んで欲しい本があります。


『小泉純一郎と日本の病理』(光文社ペーパーバックス)です。(以前にもご紹介しましたよね?)

7月29日の参院選で、民主党が勝ち、野党が参議院で第1党になったことが、
もしかして日本を救うかもしれない、と思える本なのです。

出版されたのは2005年10月30日。9月11日の郵政選挙の直後です。
つまり、「小泉政権とは何か」について書かれた貴重かつ衝撃的な内容の一冊。

特に、小泉前首相を支持し、投票した人に何とか読んで欲しい中身です。

小泉純一郎という人の正体がきわめて鮮明にわかります。

また、前後の政権の様子、その背景や自民党という日本を崩壊に導いてきた組織の実態も。

著者は藤原肇氏。すごくよく分析されているジャーナリスティックな視点に驚きます。
(日本のジャーナリストもこのくらい書いて欲しいです)

とにかく、是非読んで下さい。

日本の病理も見え、また警世の書を出した藤原肇さんと
光文社ペーパーバックスにも脱帽です。
なお、大型書店では、店頭から本が消えてます。
売れてる? 買い占め? 何かあった?


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2007-09-04 10:10 | こんな本読みました 

No.359 「天下り全データ」2万7882人

6月23日号「週刊ダイアモンド」がすごい特集!

「天下り全データ27882人」
これってスクープ!

1位 国交省 6386人
2位 厚労省 4007人
3位 防衛省 3917人
4位 文科省 3007人


とまあ、以下続くわけです。

各天下り団体(一部企業)のリスト、天下り人数、国からの金銭交付etcがズラリ。

中央省庁の業界支配MAP付ですから、その全体図が一目瞭然。

つまり、役人は、日本の税金に巣食う金食い虫と同じであり、天下りはその巨大なネットワーク。互助会といえます。

抜本的にこの互助会、税金横流し構造を大改革するために、何をすべきか? 
どの政党が火をつけるのか。

果たして、その政党と、それを推進する政治家は、無事でやりとげられるか(誰かに狙われたり、銃弾が送られたりしないか、など)不安と疑問がついて回りますが、とにかく、これはスクープです。

新聞社でもやるべきです。わかりやすく、ひもといて。

それにしても、あまりに巨大かつビルト・インされすぎていて、
恐らく戦前、戦後と明治以来続く官僚のシステム。
恐いリストに私には見えます。



ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2007-06-28 10:52 | こんな本読みました 

No.332  日本を支配する闇のメカニズムの正体!

この所、いつものパターンでガンガン本を濫読、同時複数進行読書をしています。

このブログを読んでくださっている方に、特におすすめの一冊をご紹介します。




『暴かれた「闇の支配者」の正体』(扶桑社) 
ベンジャミン・フルフォード著 1365円

これ、ぜひ読んでください。

アメリカから狙い打ちされている日本のメディア、政治家、企業、郵貯。モロモロ。
世界を牛耳る支配の構図。

日本の政治(自民党)、経済界、官僚、マスメディア、広告業界がなぜアメリカの植民地と化したかがわかります。

だからといって、私は著者の結論であろうと思われる、日本こそ世界を救うカギ、とは思いませんが、著者の分析には大変共感します。

出版社が扶桑社、というのがイヤなのです。
国家主義的、右傾歴史教科書の発売元。
フジ・産経グループの出版社ですから、何らかの意図があって、(反アメリカ=日本の国家主義?)この本を出版したのだろうと裏読みもしつつ、でも面白くて、よく分かる、おすすめの本です。
ベンジャミンさん、体張って書いたなあ! すごい。


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2007-05-17 16:43 | こんな本読みました 

No.318  サラリーマンには絶望の未来が待っているのか?

サラリーマン絶望の未来鈴木啓功(けいこ)著 
光文社ペーパーバックス

去年の12月21日、その前日発行のできたてほやほやだったこの本を何気なく神田の本屋さんで買って、まさに、何気なく読んでびっくり、面白い! 一気に読みました。

①痛快な中身、表現力
②テンポのよさ
③よく最近の事実を引用し、わかりやすい
④日本の諸悪の根源、役人天国をバッサリ。政治家は役人の手先だとも。その次に、つまり三番目にヤクザが仕切っている、などは鋭い。当たり。(日本の物書きは、ヤクザや右翼への表現を避けるので)
⑤結論、役人を市民がコントロールできる「役人基本法」を作れ、というオチが面白い。

もちろん、著者の考え全面支持ではありませんし、反役人天国、反アメリカ追従が、果たして悪しき右傾のナショナリズムと結びつかないか、よくわからない論点ではありますが、でも明解な論理と問題点の取り上げ方が、説得力あります。

ぜひご一読ください。なかなかの世直し本です。
お見事、光文社ペーパーバックス! 山田編集長!! あなたはヤルね!


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2007-01-23 19:11 | こんな本読みました 

No.307 全共闘世代の人々に心を寄せて

思想としての全共闘世代」(小阪修平さん著・ちくま新書)を読んでいます。

全共闘のまん中にいた人って、どんな感慨を持ち、その後どう生きてきたのか、という興味があったからです。

私は1945年生まれ。ですが、6年大学にいたため、2年遅れで1970年に就職しましたから、著者と同じ頃、社会人になりました。

全共闘の運動性の正しさと、主張の方向性の支持をしていた私ですが、その「方法論」に違いを感じていたので、彼らの動きには敏感で、共感しつつも、冷静に見ていました。世直し運動に賛成、やり方に反対でした。
そして「自分は、自分流に、小さくても一生かけて、全共闘の目指すような社会改革に、微力ながら力を尽くしたい。それを少しでも実現できる仕事に就いて生きてゆきたいと考えていました。

ですから、今、私流にできることを、少々厳しい経済状況ではありますが、やっています。

で、あれから30数年全共闘のまっただ中にいた人々が定年を迎えつつあり、その考え方や生き様をのぞいてみたくなったのです。彼らはもしかして、今も「世直し」にいた旅の途上ではないかと思うので。

もちろん、食の運動をしている、団塊の世代のリーダーたちや反原発、NGO、海外支援や多くの市民運動の中に、あの頃、全共闘でたたかっていた人々が、志を曲げずに黙々と活動していることも知っています。
また、地方議員や、いわゆる左翼として、今も旗を下ろすことなく志を貫いている人々も…。

彼らの今後が、どうしようもない、右傾、保守のこの日本の窮状を動かすかもしれない、とかすかな期待を抱きながら、小阪さんの本を読んでいます。

ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2006-12-05 18:12 | こんな本読みました 

No.303 読書の秋、乱読の私

今、同時進行で読んでいる本が7冊あります。その時の気分でとっかえひっかえアッチコッチへ。

①「戦後六十年史九つの闇」(有森隆+グループK)講談社α文庫

②「格差社会 何が問題なのか」(橘木 俊詔)岩波新書(読了)

③「悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環」(内橋克人)文芸春秋

④「一人勝ちマーケットを狙え!」(平林 千春・廣川 州伸)実務教育出版

⑤「低度情報化社会 Webは本当に進化しているのか」 (コモエスタ坂本)光文社ペーパーバックス(読了)

⑥「2017年 日本システムの終焉」(川又 三智彦)光文社(読了)

⑦「君を守りたい」いじめゼロを実現した公立中学校の秘密(中嶋博行)朝日新聞社(読了)
ウーン、どれもなかなか。推薦できる本ばかりです。

そこに更に3冊の本が、著者贈呈で贈られてきましたので紹介します。

①「バッチフラワーBOOK」38種 花のエッセンスが心を癒す(白石由利奈さん著)小学館


②「ガンで死んだら110番 愛する人は殺された」(船瀬俊介さん著)五月書房







③「安倍晋三の本性」お国のために死ねる愛国者を(俵義文、魚住昭+佐高信、横田一)金曜日
(横田一さんから送られてきたものだと思います。彼は大学生の頃から、私の所へ来てくれていた人です)

いや、この3冊も、どれもが興味深いです。
どれから読むべきか、悩み、迷い、困ってしまうのです。

今、ほんの木では、年間20冊の出版を目標に必死になって企画し、編集し、そして売っています。そのどれもを、1冊2~5回、校正したり、原稿の内容チェックをしますので、のべ1年間80回ぐらいは、自社の本を読みます。

また、増刷の時に、1度全体を見直しますので、これも今年度は多分5~6冊あるとして計85回ぐらいでしょうか。

その合間に、企画の参考にしたり、自分の興味で、また、出版社や著者からの贈呈本を読みますので、1年中読書の秋状態が続きます。

本当に感謝しているのは、私が本を読むのが苦痛じゃないことと、目です。
目がよく頑張ってくれるおかげで、何とか歯を食いしばってやっています。
おかげで、歯と髪の毛は、ボロボロとポロポロです。いやはや。
悲しい秋深しこの頃です。


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2006-11-09 18:51 | こんな本読みました 

No.284 毎日新聞社会部著「縦並び社会」(毎日新聞刊)

貧富はこうして作られる 絶対におすすめ!
「小泉ニッポンが生んだ「格差の闇」」


久しぶりに、強くおすすめしたい本に出会いました。毎日新聞社会部、やってますね!
世直し本、ぜひご一読下さい。

「格差の現場から」
「読者の声を追って」
「格差の源流に迫る」
「海外の現場から」
「識者からの提言」
の5部に構成され、05年12月末から06年7月に渡って連載された取材記事の総集編がこの本です。

それにしても、誰がこの格差社会へのシナリオライターか? (アメリカ権力?)だれがプロデューサーなのか? 私たちの社会はどこに向かっているのでしょう? 少なくとも、日本人のきわめて不幸な未来に歩みだしたことがこの本を通して明確に見えます。小泉首相への強い支持と、視聴率欲しさに、本質を見抜けず、それに流されたテレビメディアの成せる技なのでしょうか。

セイフティネットなき規制緩和。競争と不公正な仕組みの放置。政・財・官の思惑。富むものにやさしく、貧しい者に厳しい社会。
アメリカ型市場経済を追求する先に見える社会がこれです。

一方、ヨーロッパ型の社会民主的な国々の制度設計には、日本が本来目指すべき、(あこがれに近い?)成熟した市民の目があります。

アジア、とりわけ中国へ働きに行く日本の若者の出現にはやや驚きを感じます。また、ホリエモンや村上ファンド、宮内オリックス会長や福井日銀総裁に見るまでもなく、株の利益を優遇しすぎる非常識かつ、アンフェアな日本社会の制度設計や税制の弱肉強食ぶりが貧富を強めています。 日本、これでいいのでしょうか? 私は断固、納得できません!


ご訪問感謝です。クリックご協力、お願いします!→

by shibata-kz | 2006-10-06 20:57 | こんな本読みました